2013年3月9日土曜日

日本ではあたり前だけどフランスでは最高級のサービス。ヤマト運輸さんから船便で荷物を送るの巻

フランスの郵便事情は日本に比べて格段に悪い

もう色々な方がネット上で紛糾しているので説明不要ですが、フランスの郵便局La poste、またその小会社クロノポスト社のサービスはよろしくありません。支店や担当者によってマチマチですが、中には郵便物を紛失した、インターホン鳴らさずに不在届け、荷物を集合玄関や路上に置いていって盗まれる、というケースもあるそうです。日本から荷物が届くときは本当にドキドキしましたが、とりあえずこの1年間で紛失は1つもありません。個人的に気をつけていたのは建物のデジコードと呼ばれる暗証番号を必ず住所に記入していた事です。これを書いておけば、とりあえず建物の中には入ってきて不在表くらいは置けるからです。そういえばヴィシーの郵便配達員は電話連絡無しで道路に私達の荷物を置いていきましたが、パリだったら100パーセント盗難に遭うハズです。ちなみに私の友人はパリの大学入学に必要な書類をクロノポストで無くされて、危うく入学できなくなる所だった、と不満を漏らしていました。

滞在許可証を持つ在仏者が利用できる船便。別送品扱い25キロまで一箱85ユーロなり(段ボール代別途)

重量で一番問題になる書籍をLa posteの書籍便で送った後、できるだけ身軽に帰国する為、船便で荷物を送る事を検討していました。詳細は欧州ヤマト運輸のパリ支店へ問い合わせして頂ければと思いますが、La posteの国際郵便、コリッシモインターナショナルで20キロの荷物を送ると197ユーロします。これはさすがに高い。でも箱付きコリッシモ(XL)だと7キロで40ユーロ超え。箱は使いにくいし、小さいし、もろいし。。。そう考えると旅行者は利用できませんが、船便は25キロで85ユーロですから格段に安い。ただし、滞在許可証を持っている事が条件です。旅行者は使えません。また、到着まで3ヶ月かかります。以前、パリに留学していた友人の話ではヤマトさんの船便を2つ送って1つは2ヶ月、2つ目は時間差で2ヶ月半で届き、段ボールは傷がほとんどなかった、それに対してLa posteで送った荷物は航空便ですぐに届いたけど箱がボロボロだった、と言っていました。

パリのヤマト運輸さんは本当にイイ

最初に電話で問い合わせをしたのですが、担当の方が非常に丁寧に説明して下さいました。その後、来店しても発送可能、という事でしたので、スーツケースとバックパックに荷物を詰めて直接お伺いしました。窓口に直接お伺いしましたが、どの担当者の方も優しい、対応が丁寧。(あたり前ですが、フランス、特にパリでは凄い事です)どのように別送品を送るか、空港でどんな手続きをするか、丁寧に説明して頂けました。もちろん日本語OKです。自転車の配送についても相談しましたが、部品が痛む可能性もある、という所も説明して頂き、飛行機と一緒に送るのが一番良い方法だと分かりました。パリの自転車屋さんで日本に送れるか聞くと、大抵は『何も問題ないよ、5日くらいで直ぐつくさ』と軽くいい放ちますが、逆に信用なりません。なので試しに1台買ってどれくらい気をつけて梱包してくれるか見てやる予定です。

段ボール箱を購入して荷物を詰める

段ボールは購入する事もできます。サイズは2種類。中は47×47×34で9ユーロ、大は47×67×34で10ユーロ。パリの路上に段ボールは落ちていますが、品質の良いものは中々出会えません。ホームセンターの方が安いですが、品質はあんまり良くありません。時間がない場合は探す手間も考えて箱は買う方が良いと思います。箱に詰める際には明細表を書く必要があるので、項目、新品か使用品か、数量、値段はいくらか、を記載しながら箱に詰めていきます。これは非常に面倒で手間の掛かる作業です。不要な衣類はリサイクルに出してしまうか、売ってしまうのが良いと思います。よく帰国売りをしているのはこの為だと思います。とにかく国を超えて荷物を送るので少し手間が掛かります。当たり前ですが準備は余裕をもって前もってするのが良いですね。

重いもの、すぐに使わないものは船便がオススメです。

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